約10日ほど前に、2006年度 ユーロビジョン・ソング・コンテストの決勝戦がギリシャで開かれ、ボスニア・ヘルツェゴビナが第3位に輝きました。おめでとう!!1位はフィンランド、2位はロシア、ちなみにクロアチアは13位でした。
今回、ボスニア・ヘルツェゴビナを代表したのは Hari Mata Hari というグループです。Lejla(レイラ)という歌で出場しました。その曲のビデオクリップは、モスタルのあの有名な橋(スタリ・モスト)周辺でも収録されており、とてもいい雰囲気なので、興味がおありの方は是非ご覧になってください。曲調はかなり演歌っぽいです(^^;)
一方、今年のクロアチアの曲は、ポップソングというよりもなんだか民俗音楽色が濃すぎてノリが悪かったと思うのは私だけでしょうか・・・。数年前に2位になったセルビア・モンテネグロの曲がとても良かったので、ビデオが見つかったらまたご紹介します。
ユーロビジョン・ソング・コンテストは、ウィキペディアによると「ヨーロッパ放送連盟に国営放送が所属する多数の国が参加して行われる、楽曲の評価会である。」(ウィキペディア:ユーロビジョン・ソング・コンテスト)と説明されていますが、つまるところはヨーロッパの国々対抗の歌合戦のようなものです。いまは、インターネットで映像がすぐに出回るので、日本からでも楽しめます。
⇒ 「ユーロビジョン2004、セルビア・モンテネグロのビデオクリップ」に続く
このページの記事一覧
Newer Posts
Older Posts
::
クロアチア語学習日誌,
ホームページ更新状況
::
クロアチア
May 31, 2006
May 11, 2006
アンジェラちゃんの音読練習
クロアチア南部に住むアンジェラちゃん(7歳)の音読練習の音声ファイルを、ファイル置き場にアップロードしました。(アドレスはこの記事の下のほうに示してありますのでリンクを辿ってください。)一生懸命練習していてとてもかわいいです。南部のアクセントがありますが、つっかえながらもゆっくり読んでいるので、音の参考になります。アンジェラちゃんは、私の友人(クロアチア人)のご親戚のお子さんです。ファイルはメールで送ってもらいました。私がその場にいたわけではありません (^^;)
アンジェラちゃんが読んでいるのは学校の宿題で、クラスの子供たちが同じ内容の本をそれぞれ家に持ち帰り、音読練習をして数日後に学校へ返却するのだそうです。アメリカの小学校などでも教科書を子供たちが共同で使ったりするみたいですね。日本の小中学校ではいつも自分専用の教科書がもらえると言ったら皆さん驚いていました。
音声ファイルの内容は下の通りです。
上記の音声ファイルの置き場所へ行くには「ここ」をクリックしてください。ファイルにはパスワードがかかっていますが、どなたでもアクセスできます。
パスワードの入力欄には unclemoon と入れてください。
crkvica = little church 教会さん、教会ちゃん(小さくてかわいいものを呼ぶときに使われる言い回し。)
アンジェラちゃんが読んでいるのは学校の宿題で、クラスの子供たちが同じ内容の本をそれぞれ家に持ち帰り、音読練習をして数日後に学校へ返却するのだそうです。アメリカの小学校などでも教科書を子供たちが共同で使ったりするみたいですね。日本の小中学校ではいつも自分専用の教科書がもらえると言ったら皆さん驚いていました。
音声ファイルの内容は下の通りです。
moon1.mp3 (601KB)Lebdeći visoko iznad lijepe zemlje Hrvatske, zvijezda Večernjica ugleda na brijegu malu bijelu crkvu.
(英訳)Floating high above the beautiful country of Croatia, the Evening Star sees a small white church on a hill.
(日本語訳)美しいクロアチアの空高くに浮かび、宵の星が丘の上の小さな教会を見ています。
moon2.mp3 (391KB)Crkvica nekoliko puta tako teško uzdahne da se čulo do neba.
(英訳)The little church sighs a couple of times so strongly that it could be heard in the sky.
(日本語訳)その小さな教会さんは、空でも聞こえるほどのとても大きなため息を2、3回ついているのです。
moon3.mp3 (416KB)Nato Večernjica pozove Mjesec:
- Striče Mjeseče, molim te, posvijetli malo jače.
(英訳)The Evening Star calls the Moon:
- Uncle Moon, please, shine a little brighter.
(日本語訳)宵の星は月に呼びかけます。
「月のおじさん、お願いです、もう少し明るく輝いてください。
moon4.mp3 (279KB)Dolje je neka nevolja, crkvica plače.
(英訳)There's some trouble down there, a little church is crying.
(日本語訳)下のほうで何か困った事があるようで、教会さんが泣いています。」
上記の音声ファイルの置き場所へ行くには「ここ」をクリックしてください。ファイルにはパスワードがかかっていますが、どなたでもアクセスできます。
パスワードの入力欄には unclemoon と入れてください。
語句
crkva = church 教会crkvica = little church 教会さん、教会ちゃん(小さくてかわいいものを呼ぶときに使われる言い回し。)
::
クロアチア語学習日誌,
ホームページ更新状況
May 7, 2006
ザグレブに「失恋博物館」誕生
クロアチアの首都ザグレブに、失恋博物館(Museum of Broken Relationships)なるものが作られたそうです。詳細はライブドア・ニュースで。
【ファンキー通信】淡い恋の思い出は、「失恋博物館」に寄贈!?
興味本位で、あまり期待もせずにこの博物館の公式ホームページ www.brokenships.com へ行ってみました。上の記事では、「祖母の品物だと言って、1926年に使用されていた日記帳を持ってきた人もいる」となっていますが、実際に展示されていたのはなんと、
というもので、1926年に川でおぼれて死んだ婚約者の写真や思い出の品を保管している(いた)おばあちゃんの箱と当時の日記・・・。なんと奥が深いんでしょう!不意に心打たれてしまいました。まだ展示数が少ないですが、これからもっともっとおもしろくなると思います。おばあちゃんの箱を見たあとは、この博物館がなんだかとても好きになりました!
「可愛くノスタルジックな船のコンテナ内で70品を展示しています。船のコンテナは崩壊した関係を思わせる、格好の場所」だそうです。broken shipと broken relationship を引っかけていて、粋ですね。
【ファンキー通信】淡い恋の思い出は、「失恋博物館」に寄贈!?
寄贈品はラブレターや写真をはじめ、テディベア、100本の枯れた薔薇、使用済みのストロー、カフス、ブーツ、頭皮マッサージ機(?)、鼻をかんだ後のチリ紙(!)など、すでに200品以上。寄贈者の年齢も16歳から60歳以上までと幅広く、中には祖母の品物だと言って、1926年に使用されていた日記帳を持ってきた人もいるんだとか。(前後略)
興味本位で、あまり期待もせずにこの博物館の公式ホームページ www.brokenships.com へ行ってみました。上の記事では、「祖母の品物だと言って、1926年に使用されていた日記帳を持ってきた人もいる」となっていますが、実際に展示されていたのはなんと、
Granny’s box, 1926
Memories of Grandmother’s tragic love. Her fiancé Karlo drowned accidentally in a river in 1926.(展示品へのリンクは「ここ」。)
というもので、1926年に川でおぼれて死んだ婚約者の写真や思い出の品を保管している(いた)おばあちゃんの箱と当時の日記・・・。なんと奥が深いんでしょう!不意に心打たれてしまいました。まだ展示数が少ないですが、これからもっともっとおもしろくなると思います。おばあちゃんの箱を見たあとは、この博物館がなんだかとても好きになりました!
「可愛くノスタルジックな船のコンテナ内で70品を展示しています。船のコンテナは崩壊した関係を思わせる、格好の場所」だそうです。broken shipと broken relationship を引っかけていて、粋ですね。
::
クロアチア
当サイト内に掲載されている内容・コンテンツの無断転用ならびに無断転載をお断り致します。
ご協力ありがとうございます。
Subscribe to:
Posts (Atom)