【ファンキー通信】淡い恋の思い出は、「失恋博物館」に寄贈!?
寄贈品はラブレターや写真をはじめ、テディベア、100本の枯れた薔薇、使用済みのストロー、カフス、ブーツ、頭皮マッサージ機(?)、鼻をかんだ後のチリ紙(!)など、すでに200品以上。寄贈者の年齢も16歳から60歳以上までと幅広く、中には祖母の品物だと言って、1926年に使用されていた日記帳を持ってきた人もいるんだとか。(前後略)
興味本位で、あまり期待もせずにこの博物館の公式ホームページ www.brokenships.com へ行ってみました。上の記事では、「祖母の品物だと言って、1926年に使用されていた日記帳を持ってきた人もいる」となっていますが、実際に展示されていたのはなんと、
Granny’s box, 1926
Memories of Grandmother’s tragic love. Her fiancé Karlo drowned accidentally in a river in 1926.(展示品へのリンクは「ここ」。)
というもので、1926年に川でおぼれて死んだ婚約者の写真や思い出の品を保管している(いた)おばあちゃんの箱と当時の日記・・・。なんと奥が深いんでしょう!不意に心打たれてしまいました。まだ展示数が少ないですが、これからもっともっとおもしろくなると思います。おばあちゃんの箱を見たあとは、この博物館がなんだかとても好きになりました!
「可愛くノスタルジックな船のコンテナ内で70品を展示しています。船のコンテナは崩壊した関係を思わせる、格好の場所」だそうです。broken shipと broken relationship を引っかけていて、粋ですね。