それでは、まずはじめに、予告編からご覧ください。この動画は、YouTube で見かけたものです。ちなみに、クロアチア語でパイレーツ・オブ・カリビアンは Pirati s Kariba と呼ばれます。(追記 2012年:この動画はもう閲覧できないようです。)
いかがでしょう?うまく見つけられましたか?
例えば、Dali biste bili hrabri? と書かれている疑問文中の Dali は、一語ではなく、Da li と離すべきところです。また、35秒目と1分45秒目ぐらいのところにも、Da li が一語にくっついてしまっているところがありますね。ほかに、ne bi とされるべきところが nebi になっていたりします。(例:1分20秒目あたりの、Naša veza nikad ne bi uspjela.)
また、「なぜ」という意味の zašto が、53秒目ごろでは žašto になってしまっています。
字幕の内容が、オリジナルの台詞と少し違う場所がありますが、次数制限などもありますから、許容範囲内の意訳ということで理解しておくことにします。
「結婚してくれる?」をクロアチア語で
最後に、覚えておくといつか役に立つかもしれないフレーズをひとつ。ウィルがエリザベスに Will you marry me?(結婚してくれる?)と尋ねている場面の、Da li ćeš se udati za mene? です。この ćeš は、hoćeš の略で、口語で使われます。つまり、手紙で使うなら、Da li hoćeš se udati za mene? の方が好ましいということになります。また、ćeš は文頭には置かれませんので、Hoćeš li se udati za mene? という言い方の場合、 ćeš にすることは出来ません。(参考:いろいろな疑問文の作り方)
気を付けなくてはいけないことは、上のフレーズは男性が女性に言う言葉だということ。女性が男性に向かっていうならば、udati のかわりに oženiti を使います。
例: Da li ćeš se oženiti za mene? (私をお嫁さんにしてくれる?)
みなさんがゴールデンウィークを楽しく安全に過ごせますように。
日本語字幕付きの予告編は、この映画のホームページで見ることが出来ます。http://www.disney.co.jp/pirates/(追記:リンク切れ)