「レゲエの神様ボブ・マーリーの像、セルビアの村に登場」(AFPBB News)
これを見て思い出さずにいられないのが、かつてボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル市にたてられた金色のブルース・リーの銅像・・・。あの銅像は、今どうなっているのでしょうか。
出来たての頃のブルース・リーの銅像
まず、昔の写真から見てみますね。リンクをクリックすると写真が見られます。
「ブルース・リーの像、モスタルでお披露目」(AFPBB News)(追記:左はリンク切れです。当時の除幕式の写真は「こちら」や「こちら」で見られます。)
このブログでも、取り上げました。
「地元の人に聞く!なぜモスタルにブルース・リーなのか」(ブログ内関連記事)
最近のブルース・リーの銅像は?
おととい、クロアチア人の友達がモスタルのズリニェヴァツ公園へ行って写真を撮り、送ってくれました。かつてブルース・リーの銅像が勇ましく立っていた場所に近付いて行くと、そこにあったものは・・・
土台だけ(泣)
名前のプレートのいくつかが剥がれ落ち、カラースプレーで落書きもされています。金ピカのブルース・リー像はこの上に立っていたんですよ。AVGというスプレー書きは、人のイニシャルでしょうか?意味不明です。
土台の裏にも落書きがあります。REDONDOというのは、誰かの名前みたいですが、よく分かりません。
撤去される直前のブルース・リー像
ブルース・リーの銅像本体は、2006年3月何者かによって盗まれそうになり、土台から5~6センチメートル浮いてしまったので、修理のため撤去されました。夜10時ごろ、通報を受けて警察が駆けつけたときにはすでに像が浮いた状態だったそうです。浮いた像の写真は↓のニュース記事でどうぞ。記事によると、この公園を整備したあとで銅像を元の位置に戻す、ということだったのに、いまだに像は戻されていません。整備された公園は、見違えるほど綺麗になりました。新しい噴水も出来ましたよ。
去年、ブルース・リーの銅像本体を探し出してそれにたどり着いた人の記事がインターネットにありました。それについてはまたの機会に。
関連記事: 地元の人に聞く!なぜモスタルにブルース・リーなのか モスタルに完成したブルース・リー像が意味するもの モスタルにブルース・リーで、やっぱり正解だった! 写真で見る!今日のブルース・リー像 ブルース・リーのヌンチャク、ジプシーの子供たちにとっては金の延べ棒 ブルース・リーが帰って来た!(1日だけ・・・)