監督:ロブ・ライナー
主演:ルーク・ウィルソン、ケイト・ハドソン、ソフィー・マルソー
かなり地味なラブコメディですが繰り返し見ても飽きがこない、スルメのような映画!監督のロブ・ライナーは、本に関係する作品が多いですね。スタンド・バイ・ミーやプリンセス・ブライド・ストーリーやミザリー、そしてこれも。この映画では、ストーリーと本の中の話がとことん交錯していきます。本の中の話のほうに、現実の二人の感情推移を理解する為のいろいろなヒントが隠されています。たとえヒントを見逃しても、DVD特典のコメンタリー(by ロブ・ライナー&ルーク・ウィルソン)を聞くと分かるので大丈夫です。室内の場面が多く、演劇っぽい雰囲気もあるので、言葉のやりとりを楽しみたい人におすすめ。
最初にケイト・ハドソンが配役され、そのケイトがルーク・ウィルソンを相手役に推薦したというだけあって、二人の呼吸がぴったり。私はこの映画で彼をすごく見直しました。はまり役です。こんなにサラッと真顔でコメディが出来る人は貴重な存在です(笑)
そのほかの見所:
- ソフィー・マルソーのフランス語なまりの英語(セクシー!)
- ルーク・ウィルソンのへなちょこダンス(ファンの人必見)
- ケイト・ハドソンの七変化(正確には7役以下ですが)
- ボストンの街並み