この写真は、鮭のワイン蒸し(もどき)。基本的には、フライパンに材料を全部入れて蓋をして弱火にかけて放置するという、超簡単、料理を知らない私にも出来ちゃうお料理です。これをクロアチア人の友人に見せたら、kriška crvenog luka (赤ねぎの薄切り)と呼んでいました。スライスなので、外見が赤いか黄色いかもわからないのに、なぜ「赤」ねぎというのでしょうか。
クロアチアの玉ねぎ
日本では黄色の玉ねぎが主流ですが、クロアチアの玉ねぎは表皮が赤い(赤紫)のが一般的です。そして、単に「ねぎ(luk)」と言うだけでは、ニンニクの意味にもなってしまうのです。ニンニクはクロアチア語で bijeli luk(白ねぎ)といいます。日本では、形に注目して「玉ねぎ」「長ねぎ」などと言い分けますが、欧米では色で区別するようですね。ちなみに、長ねぎのことを英語では green onion といいます。クロアチア語ではどういうのか、聞き忘れてしまいました。やっぱり緑ねぎになるんでしょうか。今度聞いてみます。語句
crveni luk (赤ねぎ) = 玉ねぎのことbijeli luk (白ねぎ) = ニンニクのこと